月別アーカイブ: 2024年7月

「前期研修会②」を開催しました

7月17日(水)、香美市立中央公民館を会場として、「前期研修会②」を開催しました。

 

今回は平和資料館草の家 常務理事の松村 信博さんを講師としてお招きし、「戦争から考える人権 ~なぜ今、戦争遺産を記録し未来に伝えていくのか考えてみよう~」をテーマとして、ご講演いただきました。

 

 

 

かつての太平洋戦争末期、本土決戦が間近に迫るなか、高知県においても米軍上陸に備える準備が進められる様になり、海岸部には特攻基地が作られ、平野部や近隣の山間地にも防衛のための施設も多数設けられるなど、8万人を超える兵力が集結する重要拠点の一つとして、高知県は位置づけられていたそうです。

また香美市においても、佐岡空襲により11名の人命が失われた事、また甫喜ヶ峰には、敵の航空機の飛来をいち早く察知するための施設である「聴音壕」と呼ばれる、戦時の遺構の存在についてもご説明がありました。

 

また先生は、この様な戦争の記憶を次代に伝えるために、戦時中の事が分かる資料や体験談などを「戦争遺産」として記録し、残していく取組を進められてきた実績についても、詳しくご説明いただきました。

 

今回のご講演を拝聴し、戦争の無い平和な世界であって欲しいと、改めて考えさせらる機会となりました。

 

この度は、大変お忙しいなか講師をお引き受け下さいました松村 信博さん、どうもありがとうございました。

「第51回部落差別を無くする運動強調旬間」啓発活動を実施しました

7月10日(水)7時30分から、「第51回部落差別を無くする運動強調旬間」啓発活動を実施しました。

 

 

この啓発活動は7月10日から20日までの期間において、同和問題に対する認識と理解を深め、人権意識の普及高揚を図る事を目的として全国的に実施されている「部落差別を無くする運動」強調旬間にあわせて、毎年この時期に当会の啓発事業の一つとして実施しています。

 

 

 

今年度も依光 晃一郎香美市長をはじめ、香美人権擁護委員協議会のみなさまを含め、合計45名のご参加を得て、国道195号線沿いにおいて、例年同様にのぼり旗を使用した街頭啓発活動を行いました。

 

 

この梅雨の時期特有の、朝から蒸し暑い天候にも関わらず、ご参加いただきました多くの会員事業所のみなさま、どうもありがとうございました。

 

「第74回社会を明るくする運動」決起集会に参加しました

7月1日(月)、香美市立中央公民館1階大ホールにおいて開催されました「第74回社会を明るくする運動」決起集会に参加しました。

 

 

この事業は法務省主唱のもと、「すべての国民が、犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力をあわせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くこと」を目的として毎年7月に実施されています。

 

 

 

今年度も決起集会において、内閣総理大臣からのメッセージ伝達式が執り行われたあと、香美市内の各所において、広報車による啓発活動や啓発物の配布が行われました。

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